第8回「フランス/ストラスブール編」
フランスの本屋さん巡礼。
今回は、ストラスブールまでTGV(新幹線)で向かいます。
いきなり、パリの東駅の本屋さんが充実していてびっくりです。
日本でも駅中にありますが、
ホームの入り口にある本屋さんが、かなり本格的。
待ち時間がいくらあっても、
うれしくなります。
2時間半で、ドイツとの国境の町、ストラスブールに到着です。
大聖堂が荘厳です。
こんなものも……。
アルザス地方ってやはり特別な場所なんでしょうね。
まずは、フランスを代表する本屋さん「FNAC」へ。
ポニョも人気。
宮崎アニメコーナーが充実しています。
監督の引退がとても話題になっているそうです。
広場で、「Librairie Kléber」という
素敵な町の本屋さんを見つけました!
ストラスブールらしい重厚な美しい本屋さん。
エントランスの円形の本棚が劇場的です。
日系作家のジュリー・オオツカ、小川洋子、村上春樹が
フランスではかなり人気のようです。
POPのつけ方が、やはりセンスがあって美しいです。
2階のスペースで、サイン会などのイベントもやっているそうです。
気になりますね……。こういう場所。
ガリマールも美しい本屋さんです。
デザイン系の本が充実しています。
思わず衝動買い。
まだ日本に入っていない、斬新なアイデアの本が
いっぱいありますね……。
ヒントをたくさんもらいました。
街角にある古本屋さんです。
なぜかギターとかも売っていて、
いい感じです。
バーバパパも人気のようで、
沢山グッズが売っていました。
「かわいいポスター発見!」と思ったら、
コルマールという町で、サロン・ド・リーブルと呼ばれる
ブックフェアが開かれていました。
パリ以外でも、よく国際ブックフェアみたいなものが、開かれているそうです。
ストラスブールの本屋さんは、どこも美しくそれでいて、
ちゃんと機能している感じが「京都」みたいな印象を受けました。
「この町では、本もりんごと同じ必需品だよ」
そんなことを言っていた書店員さんの言葉が胸にしみました。
[世界の果ての本屋さん:第8回 了]
(次回は、「フランス/パリ再訪編」です!)
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〈ストラスブールについて〉
国:フランス共和国(French Republic)
地域圏:アルザス地域圏
面積:78.26平方キロメートル (7,826ヘクタール)
人口:272,500人(2007年 推計)
パリからのアクセス:TGV東ヨーロッパ線でパリから2時間20分
(シャルル・ド・ゴール空港、またはパリ東駅を利用)
[Wikipedia:ストラスブールのページより]
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