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【緊急寄稿】イギリスの書店とニューノーマル
3カ月のロックダウンを経て、書店が営業再開 イギリスでは3月24日から、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためのロックダウンの一環として、書店を含む「生活必需品以外の店舗」が休業し、3カ月近くもその状況が続いた。事態の沈静化を受けてロックダウンが徐々に緩和され、6...
Jun 24, 2020
東京大学大学院総合文化研究科修了(表象文化論)。1996年渡英。通算10数年のパリ暮らしを経て、現在はロンドンを拠点に取材執筆・翻訳・映像制作を行う。著書に『世界の夢の本屋さん2・3』『世界で最も美しい書店』『世界の美しい本屋さん』、訳書に『インドのけもの』『人生を変えた本と本屋さん』など。作家 辻仁成主宰のウェブ媒体 「Design Stories」でエッセイ連載中。
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Jun 24, 2020
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前回「ロックダウン下で書店はどう生き残るか」では、実店舗の閉鎖を余儀なくされた書店が、SNSを使ってコミュニティーとの結束を強め、オンライン販売や、ロックダウン解除の際に使える商品券を販売するなどの試みをしていることを紹介した。ロックダウンから1か月、イギリス人はふだんよりも読...
Apr 27, 2020
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イギリスでは、3月24日から、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため、食品や生活必需品以外のものを売る店舗は一律休業となった。書店も例外ではない。今年1月にはブックセラーズ・アソシエーション(全国書店協会、BA)が、2019年まで過去3年連続でイギリス国内の独立系書店の数が増えたことを報じたば...
Apr 03, 2020
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Nov 14, 2019
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第18回 Word On The Water
写真:清水玲奈 イラスト:赤松かおり 第18回 Word On The Water ロンドンのリージェント運河に船を浮かべ、「ワード・オン・ザ・ウォーター(水上の言葉)」というポエティックな店名で営業している船上の本屋さん。2011年の開業...
Jul 30, 2019
COLUMN 電子本の売り方がよくわからないDOTPLACE編集部がとりあえず思いついたことから何でもやってみる企画(仮) ノイエ・グラーフィクとその時代《グラフィックデザインの新潮流1958–1965》 2031: A BOOK-ART ODYSSEY(2031年ブックアートの旅) 〈出版×デジタル〉の未来予想図 〜作家・今村友紀による『ツール・オブ・チェンジ』精読〜
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