COLUMN

菅俊一 まなざし

菅俊一 まなざし
第1回「袋、おまとめしますか?」

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第1回「袋、おまとめしますか?」

私はよく、「書店をはしごする」ということがある。古書や専門書を扱っているような店なら、それぞれの品ぞろえに大きく差があるため「はしごする」明確な理由があるのだろうが、私がはしごしているのは、各都市の駅前にあるような大型書店だ。

朝と昼と夜で、考えていることが全く違うように、時間や場所が変われば気分も変わる。気分が変わると、気になるものや興味が変わる。興味が変わると、同じ書棚を目にしても気になる本が変わる。

そういった理由で、私は街に出かけると書店をはしごする。別の店に寄って買い物をしたり、食事をしたりする合間に書店に行く。その時々で考えていることをさらに深めたり、発想のきっかけにするために書店を使う。

この日は休日で、私は朝からギャラリーを回る合間に、いつものように書店に入り本を買った。その後、さらにいくつか展示を見た後で二つ目の書店に入り、直前に見た展示をきっかけに思い出した、あるテーマに関連した本を手に取り、会計をしようとレジに向かった時のことだ。

★この続きは、DOTPLACEの書籍レーベル「DOTPLACE LABEL」から発売された
電子版『まなざし』からお読み頂けます。

 

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PROFILEプロフィール (50音順)

菅俊一(すげ・しゅんいち)

1980年東京都生まれ。研究者/映像作家。人間の知覚能力に基づいた新しい表現の在り方を研究し、映像や展示、文章をはじめとした様々な分野で活動を行なっている。主な仕事に、NHK Eテレ「2355/0655」ID映像、modernfart.jpでの連載「AA’=BB’」、著書に「差分」(共著・美術出版社)など。2014年4月より多摩美術大学美術学部統合デザイン学科の専任講師に就任。 http://syunichisuge.com/