気鋭のイラストレーターや美術家を毎月起用し、本/読むこと/書くこと/編むこと にまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
2014年11月・12月期は、リトルマガジン『CHICAGO』『murren』や寺尾紗穂さんとの共著『おきば』の装画などのエディトリアルの仕事や、CDジャケット、フライヤーなど多岐にわたって活躍し、独自の世界観を追求する画家・松井一平さんに作品を描き下ろしていただきました。
松井一平さんに聞きました
――どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品『まだ燃える灰』を制作されましたか。
「本を読む」ことで、さまざまなことが記憶の中に堆積していく。その印象を描きました。
すでに灰になっている部分も、まだ燃えることができそうなイメージ。
――松井さんが普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
知らないうちに定めてしまった自分の中のルールを破る。
――松井さんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
まどみちお「いわずにおれない」
世界を新鮮な目でとらえているところが好きです。
――今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
12月4日から横浜のgreenpoint books & thingsにて個展『冒険の交換』をおこないます。
5月から続いている、京都・下鴨のyugueでの個展も継続中です(終了日未定)。
松井一平 個展 『冒険の交換』
場所: greenpoint books & things
期間:2014年12月4日(木)〜12月27日(土)
open:木・金・土 pm13:00 – pm19:00
――ありがとうございました!
[DOTPLACE GALLERY #009:松井一平 了]
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