気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。2022年9月期の担当は、広告やファッション、CDジャケットなど、幅広い分野で活躍されている絵描きの岡田喜之さんです。カラフルな線の綾なす読書の時間。線と余白のかかわり合いが心地よい作品を描き下ろして頂きました。
岡田喜之さんに聞きました
——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。
普段描いている顔のシリーズで、本を読んでいる女性を描きました。
——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
モチーフを見て感じるままに手を動かすこと。
画材は主に色鉛筆とオイルパステルを使用しています。
——岡田喜之さんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
画集やZINEを眺めるのが好きなのですが、なかでもアイスランドのアーティストPrint & Friendsと交換したZINEはとても大切にしている一冊です。
どこまでも自由で伸びやかな線が、凝り固まった私の頭をいつも優しくほぐしてくれます。
——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
まだぼんやりとしたイメージしかありませんが、いつか木工でも自分なりの表現で作品を作りたいと思っています。
[DOTPLACE GALLERY #096:岡田喜之 了]
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