気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
この8月度のトップページを飾るのは、イベントのフライヤーなど、音楽シーンを主な舞台にデザインを多く手がける木村銀次さん。幾何的かつ謎めいたグラフィックの数々は、どこか懐かしさのようなものも感じさせ、私たちにインスピレーションを与えてくれます。
木村銀次さんに聞きました
——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。
本にまつわる形の構成
——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
意味から考える。
違和感や不自然さを盛り込む。
無意識やランダム要素を取り入れる。
要素を削ぎ落とす。
——可能な範囲で、普段使用している制作手段や画材なども教えてください。
スケッチ→カメラ→illustrator→photoshop
illustrator→スケッチ→illustrator
スケッチ→illustrator→スケッチ→illustrator
——木村さんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
宝島社 VOW (Voice of Wonderland)
街のヘンなもの看板や写真、誤植等の投稿を気の利いたコメントと共に紹介する本。
幼少期に意図していないものの面白さを教わった私的バイブル。
——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
音楽に関するデザインや映像作品を積極的に製作してます。
自発的な作品づくりや個展も画策中です。
[DOTPLACE GALLERY #036: 木村銀次 了]
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