INTERVIEW

DOTPLACE GALLERY

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#036:木村銀次

今月の1枚(※クリックで拡大できます)

今月の1枚(※クリックで拡大できます)

気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
この8月度のトップページを飾るのは、イベントのフライヤーなど、音楽シーンを主な舞台にデザインを多く手がける木村銀次さん。幾何的かつ謎めいたグラフィックの数々は、どこか懐かしさのようなものも感じさせ、私たちにインスピレーションを与えてくれます。

木村銀次さんに聞きました

——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。

 本にまつわる形の構成

——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。

 意味から考える。
 違和感や不自然さを盛り込む。
 無意識やランダム要素を取り入れる。
 要素を削ぎ落とす。

——可能な範囲で、普段使用している制作手段や画材なども教えてください。

 スケッチ→カメラ→illustrator→photoshop
 illustrator→スケッチ→illustrator
 スケッチ→illustrator→スケッチ→illustrator

——木村さんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。

 宝島社 VOW (Voice of Wonderland)
 街のヘンなもの看板や写真、誤植等の投稿を気の利いたコメントと共に紹介する本。
 幼少期に意図していないものの面白さを教わった私的バイブル。

——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。

 音楽に関するデザインや映像作品を積極的に製作してます。
 自発的な作品づくりや個展も画策中です。

[DOTPLACE GALLERY #036: 木村銀次 了]


PROFILEプロフィール (50音順)

木村銀次(きむら・ぎんじ)

1981年生。グラフィックデザイナー/DJ。空間演出チーム“mixer”としてプロジェクターを使ったライティング等も行う。映像に合わせて即興で演奏・選曲するイベント“SACRIFICE”を主催。 http://ginjidour.tumblr.com/


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ベスト オブ VOW

宝島編集部 (編集)
単行本: 318ページ
出版社: 宝島社
発売日: 2013/1/18