気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
新年度。4月のトップページを飾るのは、Twitterなどで人気を集める松尾モノさん。軽やかなタッチでしばしば描かれる人物の表情と、色鉛筆を複雑に重ねて作られた豊かで温かみのある色彩から、平面の中に世界をこしらえる初期衝動的な絵の歓びをひしひしと感じさせてくれるイラストレーターです。
松尾モノさんに聞きました
——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。
春の読書をイメージして描きました。
——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
勢いと気分です。
最近はアナログのざらざら感が好きで、鉛筆や色鉛筆で線を描くことが多いです。
でもデジタルでべた塗りも大好きです。
——松尾さんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
川原泉『笑う大天使』
高校生の時に川原泉に大はまりしていたのですが、そのきっかけの漫画です。
どの作品も優しい空気感があって大好きです。
——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
うだつが上がらなすぎなのでもう少しうだつ上げたいです。
[DOTPLACE GALLERY #033: 松尾モノ 了]
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