INTERVIEW

DOTPLACE GALLERY

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#025:Sakura Fantasma

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気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
2016年7月期のゲストは、山梨とヨーロッパを拠点に活動する作家・Sakura Fantasma(サクラファンタスマ)さん。シルクスクリーンやコラージュの手法を用いて生み出される、異国情緒とコミカルさが同居した作品群とその豊かな世界観は、Instagramなどを通じて国内外から注目を集めています。

Sakura Fantasmaさんに聞きました

——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。

 本を読むというイメージ。
 文字から想像を膨らませてその世界に入り込んでいるイメージで描きました。

——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。

 頭の中にあったイメージと突然湧いたイメージを繋ぎ合わせて描くこと。
 あとは余白とバランス。

——Sakura Fantasmaさんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。

 リディア・デイヴィスの『ほとんど記憶のない女
 奇妙さと難解さを持ち合わせた文章にインスパイアされます。

——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。

 今年はのんびりと制作して、来年にはまた個展を開けたらなと思っています。

[DOTPLACE GALLERY #025: Sakura Fantasma 了]


PROFILEプロフィール (50音順)

サクラファンタスマ(Sakura Fantasma)

ホラー嫌いのFantasma(おばけ) 異国と音楽、紙と山をこよなく愛し、イラストやコラージュを主に国内外問わず制作&発表をしている http://sakurafantasma.tumblr.com/


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ほとんど記憶のない女 (白水Uブックス)

リディア デイヴィス (著), 岸本 佐知子 (翻訳)
新書: 209ページ
出版社: 白水社
言語: 日本語
発売日: 2011/1/22