気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
2016年7月期のゲストは、山梨とヨーロッパを拠点に活動する作家・Sakura Fantasma(サクラファンタスマ)さん。シルクスクリーンやコラージュの手法を用いて生み出される、異国情緒とコミカルさが同居した作品群とその豊かな世界観は、Instagramなどを通じて国内外から注目を集めています。
Sakura Fantasmaさんに聞きました
——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。
本を読むというイメージ。
文字から想像を膨らませてその世界に入り込んでいるイメージで描きました。
——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
頭の中にあったイメージと突然湧いたイメージを繋ぎ合わせて描くこと。
あとは余白とバランス。
——Sakura Fantasmaさんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
リディア・デイヴィスの『ほとんど記憶のない女』
奇妙さと難解さを持ち合わせた文章にインスパイアされます。
——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
今年はのんびりと制作して、来年にはまた個展を開けたらなと思っています。
[DOTPLACE GALLERY #025: Sakura Fantasma 了]
COMMENTSこの記事に対するコメント