気鋭のイラストレーターや美術家を月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
2016年最初の更新のゲストは、書籍や雑誌などで活躍中のイラストレーター/デザイナーの三宅瑠人さん。描写力に裏打ちされた清潔感のある作風を依り代に、今回は「“自炊”のハウツー本」の装丁を空想していただきました。
三宅瑠人さんに聞きました
――どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。
本の背を切ってクラウドにあげるためのガイドブックです。
本の自炊をしている人の話を聞いて、難しそうだし大変そうなので、本の自炊の本があれば便利だろうということで製作しました。
――三宅さんが普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
描くのに時間がかかってしまうので、ひとつずつに十分な製作時間をとれるように努力することです。
――三宅さんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
わたせせいぞうさんのハートカクテルです。とても中毒性があります。
――今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
近い予定だと、21_21の雑貨展に参加します。
個人的な活動に関しては、昨年の終わりにひとつ展示をしてしまったのでまだ考え中ですが、今年もひとつ小さいのができるといいなと思います。
――ありがとうございました!
[DOTPLACE GALLERY #020:三宅瑠人 了]
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