気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
2018年6月期の担当は、『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(河出書房新社)の装画も記憶にあたらしい、イラストレーターの内山ユニコさんです。内山さんの真骨頂ともいえる夢幻的な女の子と、彼女を取り囲む巨大な本棚とのコントラストから、どこかひんやりとした空気の感じられるような作品を仕上げて下さいました。
内山ユニコさんに聞きました
——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。
発見された巨大な縦穴洞窟が本棚になっている感じです。
暑くなってきたので冷気を感じる絵にしようと思いました。
——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
ムード作り。
水彩、アクリルガッシュ。
——内山ユニコさんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
てんとう虫コミックス『ドラえもん』12巻
——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
あと30年がんばりますのでよろしくお願い申し上げます。
[DOTPLACE GALLERY #045: 内山ユニコ 了]
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