気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
2018年最初のトップページを担当するのは、世界のしくみをわかりやすく解説するオリジナルの学習まんがシリーズ『アフォーダンス』や『記号とアブダクション』などが、リリース当初から話題を呼んでいるイラストレーターのコルシカさん。そのどこか懐かしいようなイラストのタッチと、斬新な着目点の組み合わせが見る人の知的好奇心をくすぐります。
コルシカさんに聞きました
——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。
アメリカの田舎の情景が好きで(本だとマーク・トウェインとかスタインベックとかサローヤンとか、映画だと「サイダーハウス・ルール」とか「プレイス・イン・ザ・ハート」とか)それを「本の持つ力」と絡めて描いてみました。
——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
観る人が「ワクワクするか?」と描いてる自分が「ワクワクしてるか?」です。
基本デジタル環境で描いてます。
——コルシカさんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
竹村よしひこ『わ〜お! ケンちゃん』
幼少期の大切な一冊です。コロコロコミックで連載されていた志村けんを主人公にしたギャグ漫画なんですが、とにかく下ネタが多くて下品で大好きでした。
——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
2017年は自転車でこけてあばら骨を骨折したので、2018年は筋トレして、健全な肉体で下らないものを描いていきたいです。
[DOTPLACE GALLERY #041: コルシカ 了]
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