気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
2018年3月期の担当は、本格ゴシックホラー長篇『報いは報い、罰は罰』や、マンガと小説の雑誌『ランバーロール』なども手がける漫画家の森泉岳土さんです。装画や挿絵だけでなく、文学作品のコミック化にも取り組んできた森泉さんならではの、書物からひろがる世界の物語性を感じられる作品。イラストを眺めていると、その向こう側にある冒険譚を想像してみたくなります。
森泉岳土さんに聞きました
——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。
好きに描いているうちに、発想の連鎖がこのようなかたちに結実しました。
——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
ゆらぎ、曖昧さ。暗さ。
——森泉岳土さんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
e.o.プラウエン「おとうさんとぼく」(岩波少年文庫)です。
——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
井上荒野さんが読売新聞夕刊で連載されている小説「よその島」に挿絵を描かせてもらっています。
マンガではコミックビーム4月号から短期集中連載「セリー」がはじまります。
[DOTPLACE GALLERY #043: 森泉岳土 了]
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