(そるたるじゃ)

ソルタルジャ(そるたるじゃ)

1973年生まれ。「草原のチベット」ともいわれるアムド地方、行政区では青海省海南チベット族自治州の同徳県に生まれ、牧畜民の中で育つ。父に教えられた伝統的な仏教画“タンカ”を学ぶとともに、少年の頃に移動映画で見て以来、映画に憧れる。青海師範大学の美術科で学んだ後、小学校の美術教師や美術館のキュレーターとして働き、1994年から2000年までの間に、美術家として"Life Series"、 "Red Series"など50以上の絵画を制作。その後、北京電影学院で学べる奨学金を受け、幼い頃から夢見た映画の世界に踏み出す。2011年、初監督作『陽に灼けた道』を発表。世界中で高く評価され、バンクーバー国際映画祭、ロンドン映画祭、香港国際映画祭などで多数の映画賞を受賞した。本作『草原の河』が長編第二作となる。

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