INTERVIEW
「葛藤やもがき、悩みといったものは、この地球上の人間であれば皆同じだということです。」
映画『オマールの壁』主演 アダム・バクリ インタビュー 構成:小林英治 街中に立ちはだかる壁によって生活を分断されたパレスチナ自治区で生きる一人の青年が迫られる究極の選択。驚くべき日常と心の葛藤、そして起こる悲劇をサペンスフルに描いたハニ・アブ・アサド監督の映画『オマールの壁』が話...
Apr 27, 2016
1988年、イスラエル・ヤッファ生まれのパレスチナ人。父親は俳優で映画監督のモハマッド・バクリ。二人の兄とも俳優だったため、自然に俳優の道を志すようになる。テルアヴィヴ大学で英語と演劇を専攻。その後、ニューヨークのリー・ストラスバーグ劇場研究所で演技のメソッドを学ぶ。研究所の卒業式の翌日に、本作のキャスティング・ディレクターにオーディション・テープを送り、イスラエルで演技テストを幾度も経たのちに合格した。 本作が長編映画デビューとなる。現在はニューヨークを拠点に活動中。第一次世界大戦のアゼルバイジャンを舞台にしたアジフ・カパディア監督の新作『Ali and Nino』(2016年)で、キリスト教徒の女性と恋に落ちるイスラム系アゼルバイジャン人役で主演を務める。
映画『オマールの壁』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/omar/