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『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』11.1 on sale!

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昨日より、新刊『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』が発売しました! 今年2月に出版した『マニフェスト 本の未来』に続く、ボイジャーの翻訳本第2弾です。

出版のルールはどう変わったのか?
アマゾン「帝国」に希望はあるか?
出版社と読者をつなぐテクノロジーは?

世界中のトップ・イノベーターや出版ビジネスのエキスパートが集まるTOCカンファレンス(Tools of Change for Publishing)。そのコミュニティで日夜行われてきた議論を、イノベーション、DRM、オープン、マーケティング、フォーマットなど12のテーマに沿って読み進める。デジタルによる産業革命に直面する出版人および全ての企業人のための一冊です!

書 名:『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』
(原書 “Best of TOC, 3rd Edition——Analysis and Ideas About the Future of Publishing”)
編 者:オライリー・メディア
訳 者:秦 隆司/宮家あゆみ/室 大輔
出版社:ボイジャー
価 格:本体500円+税 ※電子版のみの販売
BinB store購入特典:EPUB 3/PDFファイル

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第1章の全文が、今すぐ読めます!
▶今すぐ立ち読み!
http://bit.ly/TOCbinb
▶商品詳細ページ
http://tt2.me/15829
▶ツール・オブ・チェンジ特設サイト
http://toc.ebookplace.jp/(最新・著者陣へのインタビュームービーも公開予定!)

目 次:

第1章 
イノベーション
アジャイル方式が出版社を救う/パーセプティブ・メディア:古いメディアの壁を打ち破る/Kindle Fire対iPad:「まずまず」では勝てない/古いものにも価値がある など


第2章 
収益モデル
いまやコンテンツだけでは勝負できない/アマゾンとeBookとプロモーション/中古eBookの新しい命/書籍内課金/中古eBookのエコシステムが有意義な理由

第3章 
リッチコンテンツ
インタラクティビティ:まだ理屈に合わない過渡期にいる現状/eBookはこれで十分?


第4章 
データ
データを物語に変換する/崩壊する出版マーケティングをビッグ・データが救う/「ビッグ・ブラザー」のようなeBook書店の登場?


第5章 
DRMと囲い込み
eBookフォーマットの標準化とDRM放棄の時代が来た!/問題を解決しない「軽量」DRM/アマゾンの中性化/アマゾン庭園の囲いを高くするレンガ、Kindleシリアルズ など


第6章 
オープン
「オープン」出版の未来/フリーと媒体 VS メッセージ/オープンAPIで読者コミュニティを作る/一度買えば、同期はどこでも


第7章 
マーケティング
基本的には変わっていないオーサー・プラットフォームと急速に変化を遂げるツール/eBookサンプルの悲しい現状と4つの改善法/図書館と出版社の協力:ディスカバラビリティと流通 など


第8章 
ダイレクトセールス
隠れた傾向を明らかにするダイレクトセールス/直販チャネルと新しいツールがもたらす自由と柔軟性/ブランドですよ、お馬鹿さん! など


第9章 
法律
フェアユース:言論の自由の主観的で狭く入り組んだ安全地域/eBookの貸出し VS 所有/削除要求を招いたスクリーンショット、リンク、賞賛の言葉

第10章 
フォーマット
オープンウェブのためのポータブル・ドキュメント/iOS6 とAndroidとHTML5:最後に残るのはどの出版プラットフォーム?/レスポンシブ・コンテンツ など


第11章 
価格
海賊版と価格と秘蔵eBook/ページ数と価格と価値についての提案/eBookの価格とフォーマットの明るい未来


第12章 
プロダクション
ニュー・ニュー・タイポグラフィ/BookJSはブラウザを印刷物の組版エンジンに変える/InDesign VS CSS/数式の組版/Kindleほしいものリスト(2013年版) など

『マニフェスト本の未来』とあわせて『ツール・オブ・チェンジ 本の未来をつくる12の戦略』もお楽しみください! ツール・オブ・チェンジ特設サイトでは、この本に関する情報を随時更新アップしていきます。著者陣へのインタビュー決行の全貌を公開予定です!!

お楽しみに!

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