「震災復興を問いかける文字の力、映像の力」
ゲスト:池澤夏樹×森元修一
司 会:酒泉ふみ(ボイジャー)
日 時:3月9日 17:00〜19:00
場 所:B&B(下北沢)
今回で第3回目を迎えたボイジャーイベント@下北沢B&B。2011年3月11日から2年が経つこの時期に、「震災復興を問いかける文字の力、映像の力」と題して、作家の池澤夏樹さんと映画監督の森元修一さんにご登壇いただきました。お二人とも、2011年3月11日の大震災・大津波の直後に被災地に立ち、そこで見たこと・聞いたこと・感じたことを、作品という形で発表されてきた方です。
イベントでは、池澤さんのご著書『春を恨んだりはしない —震災をめぐって考えたこと』(中央公論新社)や森元監督のドキュメンタリー映画『大津波のあとに』を中心に、作品にまつわる思いやエピソードをうかがいました。その中でたびたび登場したのが、「証言」ということばでした。被災地を自分の足で歩き、自分の目で見たものを伝えたい……。「創作者」であるより先に「証言者」としての思いに突き動かされているお二人の姿がありました。そしてその「証言」を聴きながら、私は、60人のお客さまとともにわたしたちの記憶を共有しているのだなと感じていました。
詳しい内容は、近日中にこのサイトでご紹介します。少しだけお待ちください。
高山みのり(ボイジャー)