COLUMN

川崎昌平 重版未定

川崎昌平 重版未定
特別話:異世界で出版社はじめました


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編集者とは何か? 出版社とは何のためにあるのか? 弱小出版社に勤務する編集者を主人公に描く、出版文化を深く考えるためのブラック・コメディ、今回はお正月特別編をお送りします。
☆注意☆この物語は「フィクション」です。登場する個人名・団体名はおおよそ架空のものであり、実在のそれとはあまり関係がありません。
●連載「重版未定」バックナンバーはこちら

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【次回予告】
酔っ払っても異世界に迷い込んでも編集者は編集者。そんな編集バカ一代な主人公と編集長は、ファンタジー世界で「新漂流社」を旗揚げ。馴染まぬ言語文化や輪転機のない印刷文化などに苦戦しつつも、なんとか新刊「オークの朝ごはん」刊行に成功。口コミでウワサが広まり幸先よく重版出来となって喜んだのもつかの間、異世界の出版流通を独占する「エルフ書物販売」から横やりが入り、「オークの朝ごはん」も予定していた第2弾「オークのおやつ」も発禁処分をくらってしまう。激昂した編集長は徹底抗戦を宣言。売上で傭兵を雇い、政府打倒を画策する。血気盛んな上司の暴走に慌てた主人公がとった行動は……というところまで考えましたが、続きはどこか別の場所で。次回は第22話の続きです。著者に逃げられた主人公はついに「自分で書く」ことを決意。「著者」とは何か? 「編集者」とは何のためにあるのか? 出版の根源を問う、第23話「執筆」、お楽しみに。


PROFILEプロフィール (50音順)

川崎昌平(かわさき・しょうへい)

1981年生まれ。埼玉県出身。作家であり出版社勤務の編集者でもある。2007年、「ネットカフェ難民」で流行語大賞受賞。主な著書に『知識無用の芸術鑑賞』(幻冬舎)、『ネットカフェ難民』(幻冬舎)、『若者はなぜ正社員になれないのか』(筑摩書房)、『自殺しないための99の方法』(一迅社)、『小幸福論』(オークラ出版)、『はじめての批評』(フィルムアート社)などがある。


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はじめての批評

川崎 昌平 (著)
書籍: 234ページ
出版社: 河出書房新社
発売日: 2016/11/29