気鋭のクリエイターを月替わりで起用し、本/読むこと/書くこと/編むことにまつわるグラフィック作品を展示する「DOTPLACE GALLERY」。
2019年4月期の担当は、東京と台湾を往来しながらインディペンデントな文化交流をもたらしている、イラストレーターの永岡裕介さんです。エクリチュール・オートマティック(自動記述)で、超現実世界と”こちら側”のイメージを縫い合わせたような世界観が印象的な作品。二人の人物像を眺めていると、絵の中の時間や、対話の続きへの想像力がかきたてられます。
永岡裕介さんに聞きました
——どのようなイメージまたはコンセプトで今回の作品を制作されましたか。
読書のアナログな時間軸と「ブックエンド」です。
——普段、作品制作の上で重視していることは何ですか。
感覚の錬金術。
水彩絵具、墨をよく使います。
Photoshop等は「版下」みたいな感じで使います。
——永岡裕介さんにとって大切な本を1冊挙げるとしたら何ですか。
——今後のご活動について何かございましたらどうぞ。
5月は上海のアートブックフェア「UNFOLD 2019 Shanghai Art Book Fair」に参加する予定です。
ベルリンの”Re:Surgo! Editions”からシルクスクリーンで印刷したジンが出ます。
https://beuysonsale.com/collections/re-surgo-editions
シアトルの”Cold Cube Press”のリソグラフアートブックのアンソロジーに参加します。
5月頃に出版される様です。
http://www.coldcubepress.com/
[DOTPLACE GALLERY #055: 永岡裕介 了]
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